「Asahikawa… 繋がりゆく魂」東京公演を見に行った話

神楽岡マイ

(以下は知り合いのおじさんの独り言をまとめたものです)
 2023年11月4日と5日に、旭川の劇団「BREATH」によるミュージカル『Asahikawa…繋がりゆく魂』が旭川でありまして、その公演が1週間後の11月11日に東京で開催されると聞き、観劇してきた話です。

 ミュージカル。知ってますとも!榊原郁恵が宙を舞ったりするやつですよね?ライオンの仮装をするやつですよね?そもそも劇をしながら歌を歌うのって、すごく難易度高くありません?演劇すら見たことがない私が楽しめるのかと、非常に不安でした。

 ゑむゑむ様からのアドバイスにより、開場時間の30分前に到着。もうこの時間からお客さんが入り口前に集まり始め、高まる期待で室温が高くなったようでした。そんなわけで、予定開場時間の5分前にロビー入場となり、ほどなく会場入りできまして、非常にナイスな席をゲットできました。ゑむゑむ様に感謝です。これ、指定席じゃなかったのは、何かしら理由があるんでしょうね?

 開始までの30分間、舞台上に旭川の映像が途切れることなく流れ、飽きることはありませんでした。「旭川がなつかしい」と感じている人は、また違った気持ちでみていたんでしょうね。同行した母に「これは旭山動物園」「これは旭川駅」などと説明しているうちにミュージカルがスタートしました。

 途中休憩を挟んで、無事に終了。感想を率直に書きます。「よかった!すごくよかった」「初めてでもすごく楽しめた」「開拓者のパートの演出がかっこよすぎ。特に永山武四郎がよかった」「常ちゃんがいい味出してる」「アイヌ神謡集は一度読んでおいた方がいいな(自分の課題)」「出演者挨拶時の第七師団メンバーによるゴムパッチンネタ」…ふぅ、こんなもんでしょうか。とにかく大満足でした。アンケートにも書いたのですが、これでチケット代3,500円(当日4,000円)は安すぎない?山〇まさ〇しの水戸公演のチケット代の半分じゃん!(〇崎〇〇よし、関係ないじゃん)。

 同行した母は旭川には一度も行ったことがないんですね。ただ「ミュージカルというものを見てみたい」というので連れて行ったのです。終演直後は「よかった。でも、旭川の知識がなかったから、少しわからないところもあった。」という感想だったのですが、翌日に電話しましたところ、帰宅してからパンフレットなどを見て思い出すことによって、じわじわと良さが強くなってきて、ご近所さんや姉妹に「旭川が舞台のミュージカルに連れて行ってもらった!」と言いふらしているそうです。連れていけてよかった。

 さて、ここは「#綾活」なので三浦綾子についても触れなくてはなりません。三浦綾子、出てきましたよ、後半に。正直に申し上げまして、私の知っている三浦綾子の中で最もかわいい三浦綾子でした。とにかくきれいでかわいい。歌もよし。衣装もキュート。大絶賛!!!まるで別次元の三浦綾子です。なるほど、これがミュージカルの魅力なのか!と強く感じました。あまりにもよかったので、帰りがけにお見送りされているところ、「三浦綾子さんですよね?」とお声がけさせていただきました。一緒に写真撮ってもらえばよかったなと後悔。あんまりほめると、文学館で本物の綾子さん(の何か)に怒られそうだな(笑)。

 観劇されたかたはお気づきでしょうが、映像に三浦綾子作品の書影が次々と繰り出されるシーンがありまして、目を皿のようにして果て丘を探しましたわ。見つからなければアンケートに一言書いてやろうと思いましたが、ハードカバー版の表紙を見つけまして安心しました。

 最後に、劇団BREATHの皆様、非常にいい時間をすごさせていただきありがとうございました。オリジナル作品ということで、三浦作品がそのまま出ることはないと思うんですけど、旭川が舞台のいい作品に強烈なキャラが一人いるので、ぜひ出演させてあげてください! 

神楽岡マイ(の知り合いのおじさん)

コメント

  1. em.em_birds より:

    「史上最かわ三浦綾子」激しく同意です~!!笑
    わたしも一緒に本物の綾子さん(の何か)に怒られよう。。。笑

    耳より情報は、劇団BREATHに所属している友人からです♪
    来ていただけて本当に感謝です! とのことでした*

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