難波真実

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三浦綾子作品で使われているオノマトペ“ちかちか”

印象に残ったオノマトペ語句の4語目です。「……博史は、あなたと兄弟でも、少し神経がチカチカしてるわ。……」三浦綾子『裁きの家』[十五]この語句も、今のところ(収録している18作品で)、『裁きの家』だけです。「チカチカ」は、私のイメージでは、...
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三浦綾子作品で使われているオノマトペ“ざぼざぼ”

印象に残ったオノマトペ語句の3語目です。あたたかい日には、雪どけ水が轍にたまり、子供たちはその中を、ざぼざぼと歩く。三浦綾子『草のうた』[29]この語句は、今のところ(収録している18作品で)、『草のうた』だけです。そして、小学館の『日本語...
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三浦綾子作品で使われているオノマトペ“かちかち”

印象に残ったオノマトペ語句の2語目です。クメは入歯をカチカチ音させながら言った。三浦綾子『裁きの家』[三十六]この語句も、今のところ(収録している18作品で)、『裁きの家』だけです。昔話に「かちかち山」というのがありますが、まさにそのカチカ...
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三浦綾子作品で使われているオノマトペ“あわあわ”

約1年前(2023年12月)から、三浦綾子作品(小説、童話、戯曲)におけるオノマトペの使用例をまとめているのですが、ようやく18作の収録作業が終わり、その集計中です。再話作品である『わたしたちのイエスさま』を含めると、合計58作ありますので...
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“読む”? “話す”? “語る”? “伝える”? “届ける”? “贈る”?

久しぶりの投稿になってしまいました。こんにちは、難波真実です。勤務先である三浦綾子記念文学館は12月28日から年末年始休館(1月7日に開館します)で、私は自宅で片付けやら私的な仕事やらをしております(ストーブでは豚肉と玉ねぎをコトコト煮込ん...
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「三浦綾子文学で旅する北海道(仮)」の地名候補をピックアップ中です

これは私(難波真実)の、三浦綾子記念文学館での仕事の一環ではあるのですが、皆様にご協力をいたければ大変ありがたく、ここで募る次第です。【ピックアップしているもの】今年(2024年)は、和寒町の塩狩駅が100周年を迎えます。そこでですね、三浦...
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オノマトペ研究のつづきについて

いやあ、すみません。三浦綾子作品における、オノマトペの使われ方をまとめておりまして、『氷点』の最後の章まで進んでいたのですが、WordPressの仕様の限界なのか、私の操作がよくないのか、更新ができなくなってしまいました。おそらく、文字数(...
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三浦綾子『氷点』における、オノマトペの使われ方

私は、ことばが好きで、物語が好きで、本が好きで。特にオノマトペ(擬音語や擬態語などの総称)が好きなのです。オノマトペは、品詞でいうと副詞に分類されます。おもに動きや有りようを修飾する働きをする副詞ですが、オノマトペはその中でも、声に出したと...