綾活研究室

難波真実

三浦綾子作品で使われているオノマトペ“むっくり”

印象に残ったオノマトペ語句の16語目です。今、次第に近づいてくる函館山の、むっくりとした姿を眺めながら、信夫は、そのころの自分を思い出していた。三浦綾子『塩狩峠』[連絡船]この語句は、今のところ(収録している18作品で)、『氷点』『足』『塩...
難波真実

三浦綾子作品で使われているオノマトペ“はた”

印象に残ったオノマトペ語句の15語目です。ここでまた、わたしたちはハタと行き詰ってしまった。三浦綾子『この土の器をも』[十九]この語句は、今のところ(収録している18作品で)、『この土の器をも』だけで使われています。『この土の器をも』は三浦...
難波真実

三浦綾子作品で使われているオノマトペ“にょろにょろ”

印象に残ったオノマトペ語句の14語目です。かいじゅうの目から、ニョロニョロニョロって、ヘビがでてきたのよ」三浦綾子『死の彼方までも』[三]この語句は、今のところ(収録している18作品で)、『死の彼方までも』だけで使われています。『死の彼方ま...
難波真実

三浦綾子作品で使われているオノマトペ“たわわ”

印象に残ったオノマトペ語句の13語目です。ちょうど、昨夜の雪が晴れて、藻岩山の樹々は、枝の何倍もの雪をたわわにつけている。三浦綾子『裁きの家』[四十]この語句は、今のところ(収録している18作品で)、『裁きの家』だけで使われています。よく使...
難波真実

三浦綾子作品で使われているオノマトペ“ざらざら”

印象に残ったオノマトペ語句の12語目です。ざらざらと、ひげの感触がうれしかった。三浦綾子『雨はあした晴れるだろう』[共犯者](八月二十九日)この語句は、今のところ(収録している18作品で)、『雨はあした晴れるだろう』と『積木の箱』で使われて...
難波真実

三浦綾子作品で使われているオノマトペ“がらんがらん”

印象に残ったオノマトペ語句の11語目です。「……ホームでガランガランと、手からころげ落ちたものがあるんだ。……」三浦綾子『道ありき』[三八]この語句は、今のところ(収録している18作品で)、『道ありき』だけで使われています。これはですねえ、...
難波真実

三浦綾子作品で使われているオノマトペ“齷齪(あくせく)”

印象に残ったオノマトペ語句の10語目です。「みんなあくせく勉強してさあ、なあおセキ、高校に行って、大学に行って、それから就職して、嫁さんもらって、子供ができて、停年になって、ぼやぼやしているうちに、年を取って、脳溢血か癌で死んじまうんだろ」...
難波真実

三浦綾子作品で使われているオノマトペ“りんりん”

印象に残ったオノマトペ語句の9語目です。馬橇がリンリン鈴を鳴らしながら、いく台も通る。三浦綾子『塩狩峠』[雪の街角]この語句は、今のところ(収録している18作品で)、『塩狩峠』だけで使われています。ただ、作業はずいぶん先のことになりますが、...
難波真実

三浦綾子作品で使われているオノマトペ“ゆらり”

印象に残ったオノマトペ語句の8語目です。陽子が北原の腕の中で、ゆらりとゆれた。三浦綾子『氷点』[とびら]この語句は、今のところ(収録している18作品で)、『氷点』だけで使われています。『氷点』は、三浦綾子さんのデビュー作であり代表作です。1...
難波真実

三浦綾子作品で使われているオノマトペ“むにゃむにゃ”

印象に残ったオノマトペ語句の7語目です。と、その時、口の中でムニャムニャふしをつけて読んでいたクメの声がぴたりと止んだ。三浦綾子『裁きの家』[三十六]この語句も、今のところ(収録している18作品で)、『裁きの家』だけで使われています。『裁き...