わたしの推しは『果て遠き丘』の小山田整さんです!
主人公・恵理子さんと、妹の香也子さん(神楽岡マイさんの推し)姉妹の従兄(父の姉の子)にあたる存在です。
姉妹の両親は物語が始まるずっと前に離婚していて、姉は母と、妹は父と暮らして両家は断絶していましたが、はじめから唯一両家にわだかまりなく出入りできるのがこの整さんです。
どうです、只者じゃないでしょ。笑
整さんは「(あの香也子さん相手ですら)軽口を叩くなど飄々としつつも、しっかり周りを気遣えるオトナの男性」なんです!
作中でも、香也子さんの発言が過ぎて険悪な雰囲気になりそうなときにそれとなくたしなめたり、親族の誰かの一大事には付き添ってくれたりするなど、何かと頼りになる存在です。
やっぱり只者じゃないですよね!
いい人だな~と思って読み進めていって、物語の終盤。
ある2人の女性に対して、整さんがそれぞれに真摯に向き合うシーンがあります。
そこでの言動がとても整さんらしくて、ハートを撃ち抜かれてしまいました…!
『果て遠き丘』は香也子さんが台風の目となって物語が展開していく印象がありますが、彼女は容赦なくド派手にひっかき回していくのに対し、整さんはほぼ全ての人物に対し適切なフォローをしてくれるのです。
本人は「ぼくは物語でいう道化役だ」と発言しますが、わたしは陰の立役者だと思っています。
わたしもマイさん同様、香也子さんが好きです♪ でも推しは整さん!笑
香也子さんと対比した整さんの活躍(暗躍?)にも注目しながら、魅力的な登場人物がたくさん出てくる『果て遠き丘』、おもしろいのでぜひ読んでみてください*
ゑむゑむ@バーズ
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