『天北原野』

ゑむゑむ@バーズ

『天北原野』によせて

今回は、三浦綾子作品の中でも「暗い」「つらい」「読後感が爽やかじゃない」と言われがちな名作『天北原野』について、わたしなりの考察をまとめてみます! ※CAUTION!・この記事では、『天北原野』の展開および結末について言及していますので、閲...
ゑむゑむ@バーズ

2023年 ゑむゑむの #綾活 を振り返る(読書編)

マイさんが2023の #綾活 総集編で今年読んだ三浦綾子作品を取り上げていたので、わたしも読書編としてまとめてみました!(※再読分は含んでいません)それではどうぞ♪ 『ひつじが丘』(現代小説) 再読を除き、2023に初めて読了した三浦綾子作...
神楽岡マイ

2023年 神楽岡マイ的10大ニュース(前編)

2023年もあと半月になりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか?ワタシはと言えば、 #綾活 の活動ができずに悶々としております。ゑむゑむさんがX(旧Twitter)で「ガス欠」とつぶやいていらっしゃいましたが、 どうかお気になさらないでく...
作品舞台の訪問記

『天北原野』をたずねて ~その8 お貴乃の足取りをたどる~

稚内編最終回となる今回は、終戦後、稚内に引き揚げてきたお貴乃の足取りをたどってみます!その1でも少し触れましたが、命からがら、樺太から引き揚げてきたお貴乃は、孝介が稚内に所有していた家に身を寄せることになります。途中1ヶ月ほど、父の兼作もい...
作品舞台の訪問記

『天北原野』をたずねて ~その7 南極観測樺太犬訓練記念碑・樺太犬供養塔~

今回も稚内公園エリアにある綾活スポットをご紹介いたします。戦争関連のスポットが続いていましたが、今回ご紹介するのは、犬ぞりにまつわる記念碑です! 『天北原野』では、貴乃の夫・完治が樺太の山中にある造材所に滞在中、実母・フクが脳溢血で倒れたと...
作品舞台の訪問記

『天北原野』をたずねて ~その6 九人の乙女の碑・猿払 電気通信ゆかりの地~

今回は、「九人の乙女の碑」と「電気通信ゆかりの地」をご紹介いたします!まずは順に「九人の乙女の碑」から。前回、前々回と同じく、稚内公園の中にあり、氷雪の門のすぐ隣に立っています。 「皆さん、これが最後です さようなら さようなら」 碑に刻ま...
作品舞台の訪問記

『天北原野』をたずねて ~その5 望郷の樺太の碑~

今回は、前回と同じく稚内公園内にある「望郷の樺太の碑」をご紹介いたします♩ こちらの記念碑は、樺太から引き揚げた方々による全国樺太連盟により、2019(令和元)に建てられました。現在樺太に存在する23基の日本人慰霊碑の場所と、故郷である樺太...
作品舞台の訪問記

『天北原野』をたずねて ~その4 樺太島民慰霊碑「氷雪の門」~

今回は氷雪の門をご紹介します♪氷雪の門は、坂道をぐいぐい登っていった高台にある稚内公園内に建っています。正式名称は「樺太島民慰霊碑」ですが、 市民からは「氷雪の門」と呼び親しまれている有名な観光スポットです。 豊富な資源を持ち、栄華の盛りだ...
作品舞台の訪問記

『天北原野』をたずねて ~その3 「大鵬幸喜上陸の地」記念碑~

今回ご紹介する「大鵬幸喜上陸の地」記念碑も、防波堤ドームのエリア内にあります。 前回ご紹介した稚泊航路記念碑より、ややドームの入り口側に位置しています。 大鵬幸喜は、昭和時代に活躍した、幕内優勝32回(うち6連覇2回)・最大45連勝という驚...
作品舞台の訪問記

『天北原野』をたずねて ~その2 稚泊航路記念碑~

今回はこちら! 稚泊航路記念碑をご紹介します*前回ご紹介した北防波堤ドームの、今現在行けるエリアのいちばん奥にあります。 稚内⇔大泊を結ぶ航路は「稚泊航路」、稚内⇔本斗を結ぶ航路は「稚斗航路」といい、1923(大正12)にこの2航路が開通し...